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JMAAB Open Conference は、自動車業界におけるモデルベース開発の普及を目指したJMAABの各活動を、主にJMAAB活動に参加されていない方へ報告する場として、2003年から隔年で開催をしており、今回は12回目の開催です。
今回は「残業無しの快適エンジニアライフを目指す!」をテーマに掲げました。JMAABは、MBDに取組むエンジニアが現場で直面する課題を、自ら解決していく活動体なので、効率化や品質向上といった企業視点ではなく、エンジニア視点でのMBDの目的を表現したものです。
前回に続き今回もオンラインでJMAABの各ワーキンググループやワークショップからの活動報告を行う他、初の試みとしてパネルディスカッションをお届けします。
みなさまの業務に少しでもお役立ていただければ幸いです。ぜひご視聴ください。
また、各活動に参加いただける企業、メンバーの募集を随時行っています。この機会に、ご参加いただけますようお待ちしております。
PROGRAM 01 | 10:00-10:30
前回から現状までのWG/WS全体活動の紹介と、今後の活動の方向性として、“サロン“の運用とJMAAB規約改定について説明する。
PROGRAM 02 | 10:30-11:00
電動化や自動運転技術の進展により、自動車業界および産業車両分野では、開発の高度化と迅速化が求められている。豊田自動織機では、モデルベース開発(MBD)の効率化を目的に、検証プロセスを自動で実行するツールを構築し、社内展開を進めている。
加えて、MBD業務のさらなる改善に向けて、生成AIの活用にも取り組んでおり、知見共有や技術支援への応用を進めている。
本発表では、これらの取り組みについて紹介する。
PROGRAM 03 | 11:00-11:30
PMWGにて行っている活動の概要を紹介し、特に、現在、検討をすすめているSimscapeをベースとしたプラントモデリングのガイドラインについて詳細を紹介する。
11:30-13:00
PROGRAM 04 | 13:00-13:30
制御モデリングガイドラインWGでは、制御モデリングガイドラインVer7.0のリリースに向けて活動中である。Ver7.0では、古いリリースのみでの適用を意図したルールのメンテナンスや、可能な範囲でのNA-MAABとのルール共通化、を進めるとともに、従来ルールの整理や不備の改善も実施する予定である。
現在、JMAAB内での改定内容に関する議論は固まりつつあり、NA-MAABとの議論とガイドラインの編纂作業を進めている。
本講演では、これまでの活動の経過と、Ver7.0で予定している改定内容を紹介する。
PROGRAM 05 | 13:30-14:00
Simulinkやその関連ツールは多様な企業プロセスに対応可能な汎用ツールだが、標準状態では効率的な運用が難しい。近年では、製品開発とは別に社内プロセス補完のためのツールを独自に開発する企業が増加している。しかし、モデル開発とは異なり、ツール開発は体系的なプロセスモデルが存在せず、目標設定が困難で情報共有も進んでいない。
本ワーキンググループでは、ツール開発の要求者と開発者がWIN-WINな関係が築けるよう、環境評価や改善目標のランク設定を検討している。本講演では、上記活動経緯とランク項目の内容について紹介する。
PROGRAM 06 | 14:00-14:30
次世代WSでは、文字通り次世代を担う若手技術者・次世代リーダの育成を目的としている。
前回のJOC2023に引き続き、入門者からのステップアップとして、また特にシステム設計経験の少ないエンジニアの技量の底上げを目的として、システム開発の上流工程(V字プロセス左側)に注目し、Requirements ToolboxやSystem Composerを用いた要求仕様と設計・モデルの紐づけやツールボックスの具体的な活用方法を検討している。
本講演では、ユースケースとしての事例を題材として実際にSystem ComposerやRequirements Toolboxを用いたシステム設計のトライアル事例について紹介する。
14:30-15:00
PROGRAM 07 | 15:00-15:30
JTEKTの直近のMBD開発事例の紹介および、抱えている課題について紹介する。
PROGRAM 08 | 15:30-16:00
自動車の制御システム組み込みソフトウェア開発では、モデルベース開発(MBD)が用いられてきているが、近年では電動化、自動運転支援などソフトウェアへの要求や仕様の高度化・複雑化が増す中で、これらの変化に追従し、より高品質なソフトウェアを迅速に提供する為にアジャイルソフトウェア開発手法(以後、アジャイル手法)が注目されている。
これから MBD にアジャイル手法を適用するにはどのようなことに注意すべきか、どうやって開発環境を構築すればいいか、などを組み込みエンジニア視点で議論しまとめた内容を報告する。
PROGRAM 09 | 16:00-16:30
MBDがもたらす価値や現場課題、生成AIの活用と進化、さらにソフトウェアエンジニアの未来像などを多角的に掘り下げ、開発現場のリアルな視点で語り合う。